
彩の国きずなウォーク2022(ニーマルニーニー)開催中止報告及び
代替事業「彩の国きずなウォーク2022(ニーマルニーニー)1dayチャレンジ30km」 開催趣意書
彩の国100km実行委員会
会 長 内田 範浩
彩の国きずなウォークに対しまして深いご理解とご支援・ご協力を賜りました多くの地域自治体、関係諸団体、協賛いただきました皆様には、心より御礼申し上げます。
彩の国きずなウォークは8月の酷暑の中で4泊5日をかけ、100kmを歩くという事業です。日常ではできないさまざまな体験を積みながら、子どもたちが自分で課題を見つけ、自ら学び、コミュニケーションの大切さを体験してもらうことで、「思いやりの心」「感謝する心」や「コミュニケーション能力」を育んでもらいたいと考えています。また、参加者の保護者の方々にも、親子の絆を今まで以上に深めていただくことができ、学生スタッフには、自ら率先して行動する自主性や、豊かな心を備えた魅力ある大人に成長してもらいたいと考えています。
この事業に関わった全ての方々に、多くの気づきを得ていただける場でもありますが、新型コロナウイルスの収束が見通せず、安心して事業を開催する環境を整えることができないと判断し、3年連続で中止とさせていただきました。
しかしながら、当実行委員会の「地域の子どもは地域で育てる」という理念の基、地域の子どもたちに何か出来ないかを実行委員会で検討した結果、代替事業「彩の国きずなウォーク2022(ニーマルニーニー) 1dayチャレンジ30km」を開催します。この事業で、近い将来100km開催が出来るような新たな礎を作成し、そして限界への挑戦や達成感を得られるようにという想いから長い距離を歩きます。鴻巣市・北本市のまちを巡回しながら100km開催時にはなかった1日の最長距離30kmを歩きます。
参加者の子どもたちは知らない子どもたちとチームを組み、ゴールを目指します。100kmの事業同様コミュニケーションの大切さを体験してもらうことで、「思いやりの心」「感謝する心」を育むことができると考えます。また、今回参加を決意してくれたように新しいことにチャレンジする気持ちや、事業を通して「やればできる」という自信をもってもらい、将来どんな困難にもチャレンジし続ける気持ちの強さをもってもらいたいと願っています。
また、学生スタッフには、安全と時間管理をしながら子どもたちをサポートしていただき、人のために尽くすことのできる地域の若きチームリーダーに成長してもらいたいと考えます。
新型コロナウイルスの感染拡大状況で中止の可能性もありえますが、感染予防対策に努め、「彩の国きずなウォーク2022(ニーマルニーニー) 1dayチャレンジ30km」の開催を目指します。
最後になりますが、「地域の子どもは地域で育てる」という理念の基、代替事業も取り組んでまいりますので、引き続き、深いご理解とご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。